張本勲氏 アーロン氏追悼「素晴らしい右打者で打ち方が大好きだった」

[ 2021年1月24日 05:30 ]

ハンク・アーロン氏死去

77年、通算756号ソロ本塁打を放ちバンザイする王氏(右)。左は張本氏
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 元巨人でスポニチ本紙評論家の張本勲氏はアーロン氏の訃報に接し「素晴らしい右打者で打ち方が大好きだった。名のあるスポーツマンが亡くなるのは本当に寂しい」と悼んだ。

 王氏が756号を放った77年9月3日のヤクルト戦。世界新の瞬間はネクストバッターズサークルで、斜めに高くジャンプした写真は今でも語り草で「私も“早く出てくれ”と願っていた。自然と跳び上がっていた」と振り返る。

 アーロン氏と会話する機会には恵まれなかったが、74年の日米野球で王氏との伝説の本塁打競争もベンチから熱視線を送った。「(左足を)ステップした時に余裕があった。しっかりボールが見られるし、強く叩いて強い打球が打てる。胸板も厚くて腕は太い。いい体だった」と述懐した。

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