ロッテ・藤原 対ソフトB打率.167で最も苦手な相手も 20歳の思い切りの良さに期待

[ 2020年11月14日 05:30 ]

ティー打撃で汗を光らせる藤原(撮影・長久保 豊)
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 【担当記者セレクト CS keyman】新型コロナの影響で大量13選手が離脱した10月上旬に昇格し、ここから1軍定着した藤原の活躍がCSを大きく左右すると考える。

 怖いもの知らずのフルスイングは相手の主砲・柳田にも通じる。26試合で96打数25安打、打率.260は平凡な数字とも感じる。それでもプロ1、2号を先頭打者アーチで飾り、7日のオリックス戦での逆転3号3ランは弾丸ライナーで右翼席へ突き刺した。球場の空気をひと振りで一変させることができる。

 ソフトバンクに対しては打率.167とパ5球団で一番低い。今季の井口監督はデータを重視してきたが、短期決戦はラッキーボーイが必要。20歳の思い切りの良さを買うと思う。2番での起用が有力だ。(ロッテ担当・横市 勇)

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