ソフトバンク逆転で日本S王手 甲斐執念ヘッスラで決勝内野安打 15日第2戦に勝つか引き分けで進出

[ 2020年11月14日 16:20 ]

パCS第1戦   ソフトバンク4ー3ロッテ ( 2020年11月14日    ペイペイD )

<ソ・ロ>8回2死満塁、遊撃適時内野安打で一塁へヘッドスライディングする甲斐(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクが劣勢を跳ね返して逆転勝ち。アドバンテージに1勝を含めて、通算2勝0敗とし、15日の第2戦に勝つか引き分けで、日本シリーズ進出が決まる。

 試合は中盤まで劣勢を強いられたが、2点を追う6回1死二、三塁でデスパイネが遊撃内野安打。さらに、1死一、三塁から牧原の打球は二塁ゴロとなったが、併殺を狙ったロッテに守備の乱れが出て、三塁走者のグラシアルが生還して同点に追いついた。

 さらに8回。2死満塁から甲斐が遊撃へのボテボテの当たりで一塁へ、ヘッドスライディングで内野安打をもぎとり、勝ち越した。

 コロナ禍で開幕が遅れた影響でセ・リーグは開催を断念。パは例年の上位3チームによる2ステージ制から、上位2チームの対戦による4試合制に縮小した。引き分けを除いた勝利数が同じ場合、上位球団を勝者とするという規定となっている。

 15日の第2戦は、勝てば3勝0敗となり文句なし。仮に引き分けでも2勝1分けとなり、2勝2敗1分け以上の状況となるため、レギュラーシーズン上位のソフトバンクの進出が決まる。

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2020年11月14日のニュース