日大三、18年以来のセンバツ当確まであと1勝 二松学舎大付との接戦制す

[ 2020年11月14日 16:57 ]

秋季高校野球東京都大会 準決勝   日大三3―2二松学舎大付 ( 2020年11月14日    神宮 )

<秋季東京都高等学校野球大会 日大三・二松学舎大付>力投する日大三先発の宇山(撮影・河野 光希)
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 日大三が接戦を制し、18年以来2年ぶりのセンバツ出場へ王手をかけた。

 先発した左腕・宇山翼投手(2年)は8回1/3を5安打2失点、9奪三振の好投で二松学舎大付の先発、最速143キロ左腕・秋山正雲投手(2年)とのサウスポー対決を制した。

 序盤は得意としているスライダーの制球が定まらず、3回に先制点を許したが、「打者のインコースを直球で攻めることができた」と直球主体の投球で粘った。1点差に迫られた9回途中から背番号1の左腕・岡村海琉投手(2年)が救援登板。好リリーフを見せ、接戦に勝利した。

 打線は4回に犠飛で1―1の同点に追い付くも、秋山の直球とチェンジアップに苦しみ8回1死まで無安打投球を続けられたが、8番・宇山の初安打となる中前打をきっかけにつながり、2点を勝ち越した。

 投打に渡る活躍で勝利に貢献した宇山はセンバツ当確がかかるあすの決勝に向け「今日の勝利は自信になる。お互い投手は疲れていると思うので明日は総力戦。命をかけてやっていきたい。絶対に勝ちたい」と意気込んだ。 

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2020年11月14日のニュース