防御率1点台3人はリーグ5年ぶり 菅野が5回零封で試合前2・04→1・97で達成

[ 2020年11月14日 20:15 ]

セ・リーグ   巨人4―5DeNA ( 2020年11月14日    横浜 )

(左から)広島・森下、中日・大野雄、巨人・菅野
Photo By スポニチ

 巨人の菅野智之投手(31)が今季最終戦のDeNA戦(横浜)に先発登板。5回2死まで完全という1安打投球を見せ、自身3度目となる15勝目の権利を得て降板したが、6番手左腕・田口が9回に逆転サヨナラ打を打たれたため15勝目はならなかった。

 それでも5回1安打無失点だった菅野は防御率を試合前までの2・04から1・97とし、3年ぶり自身3度目となる防御率1点台でフィニッシュ。21日開幕の日本シリーズへ弾みをつけた。

 また、2年連続で最優秀防御率のタイトルを獲得した中日・大野雄大投手(32)の1・82、広島ドラフト1位・森下暢仁投手(23)の1・91、菅野の1・97とセ・リーグから防御率1点台投手が3人誕生。今季規定投球回に達した投手はこの3投手に阪神・西勇輝投手(30)2・26、広島・九里亜蓮投手(29)2・96、阪神・青柳晃洋投手(26)3・36を加えた計6人と少なかったが、セ・リーグで1シーズンに防御率1点台が3人出るのは2015年の広島・ジョンソン1・85、巨人・菅野1・91、巨人・マイコラス1・92以来5年ぶりだった。なお、同年に規定投球回に到達したのは計14投手だった。

続きを表示

2020年11月14日のニュース