ソフトバンク甲斐は決勝内野安打に「全力で走りました。気持ち1本で」 森「明日で決めたい」

[ 2020年11月14日 16:36 ]

パCS第1戦   ソフトバンク4ー3ロッテ ( 2020年11月14日    ペイペイD )

<ソ・ロ>日本シリーズ進出に王手をかけ甲斐(左から3人目)らナインを迎える工藤監督(同2人目)(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクが逆転勝ちで日本シリーズに王手をかけた。同点の8回2死満塁。沢村から遊撃への当たりで一塁へヘッドスライディングで勝ち越し点をもぎとった甲斐は「全力で走りました。何とかこの距離を全力で走って、…ハイ。何とか気持ち1本で行きました。ベンチからも先輩たちの声が聞こえて、何とかしてやろうと思いました」と話した。

 先発の千賀は2回に安田に先制2ランを許すなど、毎回のように走者を許したが7回3失点。「自分の調子はあまり考えず、チームが勝つための投球がしたいと思いマウンドに上がりました。先制点を取られてしまったので、いい投球だったとは言えませんが、野手の方が追いついてくれて本当に力になりました」と話す通り、粘りの投球が逆転を呼んだ。

 8回はモイネロ、9回は守護神の森がパーフェクト救援。お立ち台に上がった森は「気持ちだけは負けないようにと思っていた。明日(15日)で決めたい」と力強く語った。

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