巨人・菅野 5回2死まで完全、1安打好投も3度目15勝ならず 9回、田口4安打され逆転サヨナラ負け

[ 2020年11月14日 17:28 ]

セ・リーグ   巨人4―5DeNA ( 2020年11月14日    横浜 )

<D・巨>5回2死、柴田に中前打を浴び、舌を出す菅野(撮影・木村 揚輔)
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 巨人の菅野智之投手(31)が今季最終戦のDeNA戦(横浜)に先発登板。5回2死まで完全という1安打投球を見せ、自身3度目となる15勝目の権利を得て降板したが、6番手左腕・田口が9回に逆転サヨナラ打を打たれたため15勝目はならなかった。

 菅野は10月31日のヤクルト戦(東京D)で14勝目を挙げた後、一度登録抹消され、そこから中13日でのマウンド。初回、逆転首位打者を狙う1番・梶谷を外寄りスライダーで見逃し三振に打ち取り3者凡退スタートを切ると、2回も6番・柴田をカーブで空振り三振に取るなど3者凡退。3回も7番・倉本をフォークで空振り三振に仕留め、9番・戸柱はバットを砕いて二ゴロに打ち取るなど3者凡退。5回2死まで打者14人連続でアウトに斬って取った。5回2死から柴田に外角低めスライダーを中前に運ばれて初安打を喫すると、思わずマウンドで苦笑い。だが、倉本を遊直に打ち取ると、球数わずか47球ながらこの回限りで降板となった。

 21日に巨人ホームの京セラドームで開幕する日本シリーズへ万全をアピールした菅野。そのままチームが勝てば2017年17勝、18年15勝に次ぎ自身3度目の15勝目となるところだったが、4―3で迎えた9回にこの回から登板した6番手左腕・田口が3安打されて2死満塁のピンチを招き、神里に中前2点適時打を浴びてサヨナラ負けを喫し、菅野の15勝目が消滅した。

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