楽天・近藤が戦力外 17年ドラフトで清宮・村上の「外れ外れ1位」現役続行希望

[ 2020年11月14日 12:00 ]

楽天の近藤弘樹
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 楽天は14日、近藤弘樹投手(25)に来季の選手契約を結ばないことを伝えたと発表した。現役続行を希望しており、球団を通じてて「現役続行の道を探りながら、トライアウトを受ける方向で考えています」とコメントした。

 安佐北高から岡山商大を経て、17年ドラフト1位で楽天入り。早実・清宮幸太郎(日本ハム)と九州学院・村上宗隆(ヤクルト)を重複指名の競合で交渉権を逃し、「外れ外れ1位」で指名を受けた。

 1メートル86、96キロの恵まれた体格から150キロ超の直球を投げ込む大型右腕として期待されていた。3年目の今季は中継ぎで6試合0勝0敗、防御率5・40。、算でも17試合で0勝4敗、防御率7・00。1軍で未勝利のまま戦力外を通告された。

 楽天での思い出について「一番最初に東京ドームで先発した日です。あと、本拠地で初めて先発した時の声援というのは忘れられない」と振り返った上で「3年間で一度も勝利することができず、1位で入団したにもかかわらず、チームに貢献できなくて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。これからも頑張っていきたいと思います。いつも温かい応援、ありがとうございました」と話した。

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2020年11月14日のニュース