【阪神・久保田コーチと一問一答】「プロになったからには1軍でやらないと」

[ 2020年11月14日 05:30 ]

谷本修球団本部長(左)と共に就任会見をする久保田智之2軍投手コーチ 
Photo By 代表撮影

 阪神の2軍コーチ就任が決まった久保田智之投手コーチ(39)、田中秀太内野守備走塁コーチ(43)が13日、兵庫県西宮市内の球団施設で会見に臨んだ。ともにコーチに就くのは初めて。現役時代は「JFKコンビ」の「K」として最強方程式の一角を担った久保田コーチは「ネクスト・JFK」育成への意欲を燃やした。

 【久保田コーチに聞く】
 ――今の気持ちは。
 「プロスカウトとして4年間、外から試合など選手たちを見させていただいて、現場で見られない部分もいろいろ見れましたし、他球団の状態、戦力とかもいろいろ見てきたので。それもいい勉強になって、それも含め、自分自身が現役時代にやってきたこと、経験してきたことを選手たちに伝えて1人でも多く1軍で活躍できる選手を育てていきたい」

 ――現状の投手陣をどう見ているか。
 「能力の高いピッチャーがたくさんいるのですが、その能力を出し切っていない選手も多々いるので、そういう選手たちが自分の100の力を出せるように、いろいろと伝えていきたい」

 ――ファームで指導するにあたって心がけることは。
 「まずは1軍でやるということを強く思って、チームの練習なり取り組みなりをしてもらうことを伝えていきたいです。プロ野球選手になったからには1軍でやらないといけないと思いますし、自分が挫折するのは簡単なので、できる限り全力で取り組んでほしいと思います」

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2020年11月14日のニュース