日本ハム・上沢 来季開幕投手名乗り「そこで投げられたら光栄」 10年目の目標は「2桁勝ちたい」

[ 2020年11月14日 05:30 ]

日本ハムの上沢
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 日本ハム・上沢がプロ10年目を迎える来季へ気合を入れている。「どうしても2桁勝ちたい。そろそろ、2桁勝って当たり前と思われるような投手にならないと。今後の野球人生の指針になる年になる」。今季開幕投手を務めた有原が今オフ、ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を球団に申し出る方向。上沢は来季開幕戦のマウンドにも「そこで投げられたら光栄」と話した。開幕投手に指名されれば、昨季以来2度目となる。

 昨年6月に左膝蓋(しつがい)骨を骨折。重傷から1年を経て復帰し、8勝を挙げた。序盤戦はカムバックの喜びが勝ったが「投げていくうちに理想は高くなった。納得いくシーズンではなかった」。リハビリ過程では体を治すことが一番で、体力強化にまでは至らず「シーズン後半になればなるほどきつかった」という。

 見た目にも細くなった左脚を軸に、オフに下半身を徹底して鍛える考え。「今年は若干復活したぐらい。来年一年間戦う。そこをクリアできたら完全復活」と言い切った。

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2020年11月14日のニュース