阪神ドラ1、近大・佐藤輝 優勝で学生最後の大会終える、延長逆転サヨナラ 自身は二塁打放つ

[ 2020年11月8日 16:47 ]

関西地区大学選手権大会   近大2―1関西国際大(延長11回タイブレーク) ( 2020年11月8日    南港中央 )

<近大・関西国際大>6回、近大・佐藤は右翼線二塁打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 阪神からドラフト1位指名された近大・佐藤輝明内野手(仁川学院)は、学生最後の大会を優勝で終えた。

 「4番三塁」で先発した佐藤は初回1死一、二塁の好機で1ボール2ストライクから外角のスライダーを振らされて空振り三振。3回にも2死一、二塁と得点圏に走者を置いた場面で打席に立ったが、昨夏の甲子園で中京学院大中京の4強進出に貢献した関西国際大の先発左腕・不後の前に二ゴロに打ち取られた。

 6回先頭では3ボールから不後の内角高めの直球を引っ張り、一塁線を破る二塁打。両チーム無得点で迎えた7回2死満塁の絶好機で4打席目が回ってきたが、1ボール2ストライクから左腕・水谷の外角スライダーにバットは空を切り、試合を決めることはできなかった。

 両者無得点のまま9回を終了。タイブレーク方式で迎えた延長11回に関西国際大が1点勝ち越すも、その裏に近大は1死満塁で代打・大杉渉太投手(2年=東山)が逆転サヨナラ適時打を放った。

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2020年11月8日のニュース