巨人・坂本「ほっとしました」 偉業達成に安ど「また次の1本に向けて」

[ 2020年11月8日 14:50 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2020年11月8日    東京D )

<巨・ヤ>初回2死、坂本は通算2000本安打を放つ (撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 巨人の坂本勇人内野手(31)が8日、今季ホーム最終戦となるヤクルト戦に「3番・遊撃」で先発出場。初回の第1打席で左翼線二塁打を放ち、史上53人目の通算2000安打を達成した。31歳10カ月での到達は1968年榎本喜八(東京)の31歳7カ月に次ぐ歴代2位の年少記録で、右打者では歴代最年少。

 金字塔へ王手をかけて迎えた坂本。2死走者なしの場面で第1打席に入り、試合前まで通算6打数2安打と相性の良い相手先発・スアレスと対戦した。初球のスライダーを見送ったあと、ファウルと見逃しでカウント1-2と追い込まれたが、4球目に外角のスライダーを振り抜き左翼線へ。二塁ベースに到達すると笑顔を見せ、オレンジ色に染まった東京ドームは大きな拍手に包まれた。

 坂本は「ほっとしました。焦りではありませんが、早く打ちたいという気持ちがあったので1打席目に決められて良かったです」率直な心境をコメント。「ここまで支えてくださった監督、コーチ、チームメート、チームスタッフ、ファンの皆さんに本当に感謝しています。また、2000安打までたくさんの応援メッセージありがとうございました」と感謝し、「また次の1本に向けて積み重ねていきます」と次を見据えた。

続きを表示

2020年11月8日のニュース