張本勲氏 坂本2000安打に「あっぱれ」もさらなる奮闘期待「私の3085安打にも挑戦してほしい」

[ 2020年11月8日 20:00 ]

セ・リーグ   巨人3―5ヤクルト ( 2020年11月8日    東京D )

<巨・ヤ>初回2死、坂本は通算2000本安打を放つ (撮影・森沢裕)
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 巨人・坂本の通算2000安打を巨人OBの張本勲氏(スポニチ本紙評論家)も祝福した。

 張本氏は東映時代の1972年、32歳2カ月で2000安打を達成。坂本は歴代2位の年少記録で、張本氏の数字を48年ぶりに上回った。

 そんな偉業について張本氏は「もちろん立派な記録。あっぱれだ」としつつ「私に言わせれば遅いぐらいだ」と話した。

 坂本は31歳10カ月での到達だが「彼ほどの一流選手になれば、2000安打はあくまで通過点。本人にも『何を騒いでいるんですか?僕はもっと上を目指していますから』と言ってほしい」と張本氏。

 次なる目標は3000安打。張本氏は3085安打の日本記録保持者だが「3000安打はもちろん、私の3085安打にもぜひ挑戦して、抜くのを目標にしてほしい。記録は抜かれるためにあるのだし、その時は“大あっぱれ”をあげたい」とさらなる奮闘に期待を寄せた。

 そのために必要な要素として、張本氏は「努力」「自己管理」「指導者」の3点を挙げ「スイングを繰り返すなどの努力を続け、自己管理にも励む。打撃が崩れた時には指導者の助言が大切」とした。 

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