関西国際大 決勝進出で近大と激突 左腕・武次は阪神ドラ1・佐藤輝封じに自信

[ 2020年11月8日 05:30 ]

関西地区大学野球選手権   関西国際大2-1奈良学園大 ( 2020年11月8日    南港中央 )

完投勝利を収め、ガッツポーズを見せる関西国際大・武次
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 関西地区大学野球選手権は7日、大阪・南港中央野球場で準決勝1試合があり、関西国際大(阪神大学)が奈良学園大(近畿学生)に2―1で勝ち、決勝進出を決めた。8日に関西No・1をかけ、阪神からドラフト1位指名された佐藤輝明内野手(4年)のいる近大(関西学生)と対戦する。

 関西国際大の左腕・武次春哉(あつや=4年)が12三振を奪い2安打1失点で完投。1メートル66の小さな主戦の一人が自然体で少ない援護を守り抜いた。

 「いつも通り、低めの意識で投げました」

 2―1の8回1死三塁、1ボールから「構えがおかしいと思った」とスクイズの気配を察知すると、高めに外してファウルにさせて、その後をしのいだ。

 決勝の相手は大学球界No・1スラッガー、佐藤輝のいる近大。鈴木英之監督は「敬遠しようかな。昨日(6日)の試合を見ても桁が違う」と苦笑いも、展開次第で武次を救援起用するプランも温める。左腕は「(佐藤とは)下級生の頃からオープン戦でずっとやってきている。本塁打(を打たれたこと)はないです」と自信を胸に、強敵に挑む。

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2020年11月8日のニュース