巨人 ホーム最終戦で逆転負け、坂本2000安打&横川が初先発で好投も一転…ヤクルト・山崎が逆転満弾

[ 2020年11月8日 17:32 ]

セ・リーグ   巨人3―5ヤクルト ( 2020年11月8日    東京D )

<巨・ヤ>8回、1死も取れずにマウンドを降りる田中豊。左は宮本コーチ、右は岸田(撮影・森沢裕)
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 巨人は今季ホーム最終戦となった8日のヤクルト戦で3―5の逆転負け。「3番・遊撃」で出場した坂本が史上53人目の通算2000安打を達成した試合に花を添えることはできなかった。

 3―1と2点リードで迎えた8回、4番手・田中豊が崩れた。先頭から四球、死球、安打で満塁とされ、2番・山崎に満塁アーチ。一振りで逆転を許し、2点ビハインドとなった。

 なんとか追いつきたい打線もヤクルトの救援陣から得点を奪えずに終盤は沈黙。9回に2死一、二塁と好機を演出するも後続が倒れて今季の本拠地での最終ゲームを白星で飾ることはできなかった。

 それでも、この日は金字塔に王手をかけていた坂本が初回の第1打席、2死走者なしの場面で左翼線二塁打を放ち、球団の生え抜きでは史上初となる本拠地での偉業達成。31歳10カ月での到達は1968年榎本喜八(東京)の31歳7カ月に次ぐ歴代2位の年少記録で、右打者では歴代最年少となった。

 また、3回の第2打席では19号2ラン。“2001安打目”はバックスクリーンに運ぶ豪快なアーチになった。坂本は第3打席で遊撃への内野安打をマークし、この日は3打数3安打1四球の活躍。節目の記録を自らのバットで祝福してみせた。

 投げては2年目左腕・横川がプロ初先発で5回3安打1失点の好投。プロ初白星を逃したが、走者を出しても落ち着いた投球で相手をねじ伏せてアピールした。

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2020年11月8日のニュース