巨人・横川のプロ初勝利スルリ…4番手・田中豊、8回に逆転満塁アーチ浴びる

セ・リーグ   巨人―ヤクルト （ 2020年11月8日    東京D ）

＜巨・ヤ＞8回無死満塁、山崎（左）に逆転満塁弾を浴びる田中豊（撮影・木村　揚輔）
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　巨人の2年目左腕・横川凱（よこがわ・かい）投手（20）のプロ初勝利がスルリと消えた。

　中継ぎとしてプロ初登板となった4日の広島戦以来、2度目マウンドに先発として上がった横川。初回から2イニング連続で3者凡退に抑える堂々の立ち上がりを披露した。その後も味方打線の3点の援護を受け、落ち着いた投球。5回69球、3安打1奪三振1四球という内容で、勝ち投手の権利を持って降板した。

　3―1の6回からは継投策で、2番手・堀岡、3番手・高橋は無失点の好リリーフ。しかし、8回のマウンドに上がった4番手・田中豊が崩れた。先頭に四球を与えると、さらに死球と安打で無死満塁のピンチ。ここで2番・山崎に右翼席へ満塁アーチを浴びて一気に逆転された。2点ビハインドとなり、5番手で大江がマウンドへ上がった。