巨人2年目左腕・横川 プロ初先発で5回1失点好投、初勝利の権利持って降板

[ 2020年11月8日 15:42 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2020年11月8日    東京D )

<巨・ヤ>巨人先発の横川(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の2年目左腕・横川凱(よこがわ・かい)投手(20)が8日、今季ホーム最終戦となったヤクルト戦でプロ初先発。5回1失点と好投し、プロ初勝利の権利を持って降板した。

 4日の広島戦(マツダ)8回1死からプロ初登板を果たし、2/3回1安打無失点でデビューを飾っていた横川。2度目のマウンドとなった今回は初の先発。

 初回から2イニング連続で3者凡退に抑える堂々の立ち上がり。2回の攻撃では1死一塁の場面で打席が回ってきて、きっちりと犠打に成功。リズムを作って自らの投球につなげた。

 3回に四球で走者を出したが、落ち着いた投球で後続を併殺に打ち取って切り抜けた左腕。4回に1番・塩見にソロを浴びたものの、5回まで投げ切り、直後の攻撃で代打を送られて降板した。5回69球で3安打1奪三振1四球という内容。防御率は1・59になった。

 1メートル90の長身左腕は大阪桐蔭から2018年ドラフト4位で巨人入り。根尾(中日)らとともに高2春から4季連続で甲子園に出場し、3年時にはチーム2度目の春夏連覇に貢献した。

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2020年11月8日のニュース