【球児カウントダウン企画~カルトQ児(9)】“予告ストレート”した球宴で対戦しなかった打者は?

[ 2020年11月8日 05:30 ]

2006年の球宴で、「全球ストレートや!!」マウンドに登った阪神・藤川球児は西武・アレックス・カブレラ、日本ハム・小笠原道大に真っ向勝負を挑む<撮影・西川祐介>

 阪神・藤川球児投手(40)の引退試合、11月10日の巨人戦までカウントダウンが始まった。記憶にも記録にも残る足跡を語録とクイズでたどる。

 【Q】06年7月21日の球宴第1戦で、球児はマウンド上からボールの握りを見せる“予告ストレート”のパフォーマンス。見事に打者2人から三振を奪ったが、この時に対戦しなかった打者は誰か?
(1)清原 和博
(2)カブレラ
(3)小笠原道大
 【答えは一番下】

 《語録で振り返る藤川球児》
 ▼「自分の人生で一番大きな輝きをもたらしてくれたのはタイガース。これから全身全霊を傾け、グラウンドでいつ倒れてもいい覚悟でやれるのがうれしい」
 ▼「本当に悩んだ。最後に動かしてくれたのはファンだった。人の心として裏切ってはいけない気持ちが強かった」
 ▼「一番の思いは優勝パレードがしたい。僕たちが喜ぶんじゃなく、関西のみなさんに喜んでほしい。そのときは僕じゃなく、みなさんに泣いてほしい」
 ▼「05年に80試合投げて、いつかはつぶれると言われてきた。それが嫌だから必死で頑張るんです」(15年11月24日、4シーズンぶりに阪神復帰が決まった会見で、優勝への思いを語った)

 【答え】(1)清原和博。カブレラ、小笠原の順に打ち取って交代。清原とは7月23日の第2戦で対戦して空振り三振を奪い「すごい球やった。いやあ、速かった。参りました」と言わしめた。

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2020年11月8日のニュース