阪神ドラ1、近大・佐藤輝「勝てたことが何より」関西ナンバーワン置き土産にプロへ

[ 2020年11月8日 18:02 ]

関西地区大学選手権大会   近大2―1関西国際大(延長11回タイブレーク) ( 2020年11月8日    南港中央 )

<近大・関西国際大>延長11回、サヨナラで優勝を決め歓喜にわく佐藤(中央)ら近大ナイン(撮影・大森 寛明)
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 サヨナラの二塁走者が生還すると、近大・佐藤輝は仲間と共にベンチから猛ダッシュで殊勲打の大杉の元に駆け寄り、歓喜の輪が広がった。学生最後の大会で見事に有終の美を飾った。

 「勝てたこと、それが何よりです。ここで勝つためにやってきたので」

 自身は3度訪れた得点圏の好機で凡退するなど4打数1安打。本領発揮とはならなかったが「チャンスで打てなかったですけど、チームメートに助けてもらった。チーム力で勝てたと思います」と胸を張った。

 関西ナンバーワンを置き土産に、自身はプロ入りへの準備に入る。「(大学4年間で)いろんなことを学べて、良い形で終わることができた。走攻守で活躍できる選手を目指してやっていきます」。悔いを残すこともなく、次のステップに向かう。

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