阪神・梅野が福留との思い出を語る 「いろんな引き出しをくれた先輩でした」

[ 2020年11月6日 16:48 ]

福留孝介外野手(右)とタッチを交わす梅野隆太郎捕手(19年7月撮影)
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 阪神・梅野隆太郎(29)が6日に退団を正式発表された福留との思い出を口にした。

 「これだけ歳が離れていて僕が若い時からコミュニケーションを取ってくれる先輩はなかなかいなかった。気持ちの面ですごく助けられることが多かったし、野球は野球でいろんな引き出しをくれた先輩でした」

 1年目から野球だけに限らず、たくさんのことを教わってきた。 なかでも印象に残っている言葉がある。4、5年前に遠征先で出場選手登録を抹消された際、それを聞いた福留が、梅野の部屋を訪れ、「今までやってきたことは絶対に無駄じゃないし、今からやることも無駄じゃないから。2軍生活に慣れないように、早く1軍で活躍するという気持ちを常に持ちながら2軍の生活を一生懸命取り組んで頑張ってこい」と声をかけた。

 残り3試合。ベテランからもらった言葉を胸に、全力で駆け抜ける。

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