【球児カウントダウン企画~カルトQ児(7)】“記録ホルダー”の球児でも保持していない記録は?

[ 2020年11月6日 05:30 ]

2009年WBC決勝<韓国・日本>韓国を下して2連覇を果たし、優勝トロフィーを前に笑顔を見せる日本代表・藤川球児投手(阪神=中央)
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 阪神・藤川球児投手(40)の引退試合、11月10日の巨人戦までカウントダウンが始まった。記憶にも記録にも残る足跡を語録とクイズでたどる。

 【Q】多くの記録を持っている球児だが、プロ野球記録保持者ではない項目はどれか?
(1)連続試合登板
(2)連続試合ホールド
(3)連続試合無失点 【答えは一番下】

 《語録で振り返る藤川球児》
 ▼「熱くなりすぎずに、落ち着いていきたい。燃えすぎないようにしないといけない。いつも通りにやる」(09年3月4日、連覇のかかるWBC開幕を前に)
 ▼「人生勉強。こんな経験は一生に一度もない。意識しても仕方ない。何でもいいからチームが勝てばいい」(同20日、準決勝米国戦を前に)
 ▼「とにかくホッとした。連覇を目標にしてきて、無失点で抑えることが自分の使命だと思って投げた。決勝ではダルビッシュが最後に投げたけど、納得はしていない。でも登板はなくても力になれたという経験を伝えていきたい。世界一の誇りを持って、今後の野球人生を全うしたい」(同23日、連覇を果たして)

 【答え】(1)連続試合登板。球児の10試合連続登板はセ・リーグタイ記録。プロ野球記録は1リーグ時代の44年に若林忠志(神)がマークした14試合。(2)の連続試合ホールドは17でプロ野球タイ、(3)の連続試合無失点は38試合で単独最多。

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