ヤクルト、延長戦を拾って今季40勝目 中日は最大3点差追いつくも惜敗、ホーム最終戦飾れず

[ 2020年11月6日 21:55 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―4中日 ( 2020年11月6日    ナゴヤD )

<中・ヤ>10回1死一、三塁、広岡は勝ち越しとなるスクイズを決める(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトが延長戦の末、5―4で中日を下し、連敗を2でストップ。今季40勝目を挙げ、借金を今季最多の28から27に減らした。中日は今季ホーム最終戦&吉見ラスト登板を白星で飾ることができず、連勝が3で止まって貯金4。

 ヤクルトは初回に塩見の左越え7号2ランで先制し、4回には広岡の左越え7号ソロで3点をリード。3―2で迎えた7回には1死二、三塁から宮本の左前適時打で加点した。8回に追いつかれて延長戦に突入したが、4―4で迎えた延長10回、先頭・村上の中越え二塁打を足場に1死一、三塁とし、広岡のセーフティースクイズで勝ち越し。これが決勝点となった。

 中日は現役ラスト登板となった中日先発右腕・吉見が山崎を空振り三振に取って4球で降板。ここで登板した2番手右腕・ロドリゲスがいきなり宮本をストレートの四球で歩かせると、続く塩見に先制2ランを被弾した。だが、0―3で迎えた5回、代打・平田の左越え3号ソロとA・マルティネスの二塁打で1点差に迫り、2―4で迎えた8回には2死二、三塁から代打・堂上が右中間へ2点適時二塁打を放って追いつき延長戦に突入したが、8番手・谷元が力尽きた。

 なお、ヤクルトは2年連続の最下位、中日は8年ぶりのシーズン勝ち越しとAクラス入りがそれぞれすでに決まっている。

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2020年11月6日のニュース