阪神ドラ1位、近大・佐藤輝明　フェンス直撃適時三塁打　次戦が学生最後の試合「戦い抜きたい」

関西地区大学選手権大会   近大6―3大商大 （ 2020年11月6日    南港中央 ）

＜大商大・近大＞7回2死一、二塁、近大・佐藤は2点適時三塁打を放つ（撮影・後藤　大輝）
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　近大は関西六大学リーグを制した強豪・大商大に競り勝った。阪神からドラフト1位指名された佐藤輝明内野手は、4―2で迎えた7回2死一、二塁で左腕・花村の初球を一閃。右翼フェンスに直撃する2点適時三塁打と持ち味の長打力を発揮し、相手を突き放す大きな追加点をもたらし「チャンスで打てたんで良かったです」と充実の表情で振り返った。

　4―2で迎えた7回2死一、二塁で左腕・花村の初球を一閃した。打球はもう少しで本塁打かというフェンス直撃の2点適時三塁打。「いったかなと思ったんですけど。パワーが足りませんでした」と謙虚に振り返った。

　近大は8日に関西国際大と奈良学園大の勝者と決勝戦を行う。1打席目には左手首付近に直撃する死球を受けたが、「大丈夫です。避ける練習します」と問題なしを強調。学生最後となる集大成の試合に向けて「（本塁打）1本打てるように、頑張ります。悔いのないように戦い抜きたいと思います」と意気込んだ。