“熱いぜ”広島・松山 サヨナラ打で7連勝 佐々岡監督「あきらめない姿勢、来季につながる」

[ 2020年11月6日 05:30 ]

セ・リーグ   広島5-4巨人 ( 2020年11月5日    マツダスタジアム )

広島の松山(撮影・奥 調)
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 広島は、終盤に粘り腰を発揮し、今季2度目のサヨナラ勝ち。2分けを挟んで昨年7月以来の7連勝を飾った。2点を追う8回1死満塁の好機に会沢が左前へ。「食らいつき、何とか間を抜けてくれた」と振り返る2点同点打で追い付くと、延長10回にドラマが待っていた。

 1死一、二塁で西川が右前打。二走の代走・曽根の本塁生還は巨人のリクエストでアウトに覆ったものの、なおも2死満塁で松山が意地をみせる。歓喜のサヨナラ打を中前へ運び「最近はチャンスでクソ弱かったけど、最後に打てて本当によかった」と破顔一笑だ。

 この一打で3年目のケムナにプロ初勝利が付いた。同点の延長10回に救援登板。先頭・重信に左前打を許したが、代打・若林を遊ゴロ併殺に仕留めるなどして無失点に抑え「うれしい。先輩方に感謝です」と笑った。

 4日に2年連続のBクラスが確定したものの、猛追で4位・DeNAには0・5ゲーム差。佐々岡監督は「最後まであきらめない姿勢を見せることが来季につながる」と力を込めた。(江尾 卓也)

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2020年11月6日のニュース