トミー・ジョン手術の阪神・島本&才木 来季中の実戦復帰は絶望的 育成契約の見通し

[ 2020年11月6日 05:30 ]

阪神の島本(右)と才木
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 阪神は5日、横浜市内の病院で島本浩也投手(27)が「左肘内側側副靱帯(じんたい)再建術および左肘関節鏡視下滑膜切除術」、才木浩人投手(21)が「右肘内側側副靱帯再建術および右肘関節鏡視下滑膜切除術」を終え、退院したことを発表した。

 昨季63試合に登板も今季は1軍での登板なしに終わった島本は「肘の不安をすべて取るために手術することを決断しました。また甲子園のマウンドで投げる姿をお見せできるよう頑張ります」とコメント。先発の一角と期待されながら昇格なしに終わった才木も「手術をしたことで肘の不安もなくなりましたし、リハビリにしっかり取り組んで一日でも早く1軍のマウンド甲子園のマウンドに立てるように頑張っていきます」と再起を誓った。

 「トミー・ジョン手術」と呼ばれる靱帯再建術は通常、復帰に1年以上を要するため来季中の復帰も絶望的。ともに育成契約に切り替わるとみられる。 (遠藤 礼)

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