“青柳でも勝てん” 阪神 先発投手に6戦連続白星つかず フル回転の救援陣気がかり

[ 2020年9月24日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神0-4DeNA ( 2020年9月23日    甲子園 )

<神・D(18)>4回無死、佐野のニゴロで、一塁ベースカバーに入る青柳(撮影・坂田 高浩)
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 “負の連鎖”を断ち切ることはできなかった。阪神・青柳は、6回2安打1失点の力投も自身3連敗で6敗目。チームの先発は6試合連続で白星なしと、虎のストロングポイントに陰りがちらつく。

 「ここ2試合は良いピッチングができていなかったので、初回から全力で投げました」

 足りなかったのは白星だけだった。立ち上がりから目の前の1アウトを奪うことに集中。走者を背負っていない時でもクイック投法を交えるなど、緩急だけでなくフォームにも強弱を付けながら腕を振り5回まで1安打無失点と試合をつくった。

 唯一、悔やまれたのは6回。先頭の四球と安打で無死一、三塁とされると宮崎の三ゴロの間に先制点を献上した。「四球を出してからの失点だったのでもったいなかったですし反省すべき投球になってしまった」。直後の攻撃で代打を送られてマウンドを降りた。

 先発の白星が遠い。最後に勝利投手になったのは17日の巨人戦で完封した西勇で、以降はチームとしては3勝3敗ながら、6戦連続で未勝利。その間、ブルペンのフル回転も続いている。この日も青柳は役割を果たしながら、打線の援護に恵まれず9月は登板4試合で3敗目とトンネルを抜け出せないでいる。

 開幕から3点台をマークしてきた先発陣の月間防御率も今月は4・23。矢野監督も「チームとして先発に勝ちが付いて、スアちゃんにセーブが付くという勝ち方がやっぱり、いい形なんでね。野手としては早く点を取らないとダメだし、ピッチャーも責任投球回数をしっかり投げきるというのが必要かな」と投打がかみ合った会心の1勝を願った。

 1つでも巨人との差を詰めていくためにも、自慢の先発陣の奮起は欠かせない。 (遠藤 礼)

 ▼阪神・福原投手コーチ(青柳について)ゴロアウトも多く取れて粘り強く投げてくれた。勝ちは付かなかったけど、左打者に対しても工夫して投げようという意識は見えましたし、取り組んでいることは間違っていない。

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