オリックス 連日の“首位いじめ” 2年目の太田が初の猛打賞

[ 2020年9月24日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス10-5ソフトバンク ( 2020年9月23日    ペイペイドーム )

<ソ・オ20>4回無死、左前打を放った太田(撮影・中村 達也)
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 いじめ撲滅は、学校や社会の中だけでいい。オリックスが敵地で連夜の首位ソフトバンク叩き。遅ればせながらの今季初カード勝ち越しにベンチが沸く中、確かな存在感を示したのが2年目の太田だった。

 「きょうはアウトコースは逆らわず、甘いインコースは引っ張って、と、来たボールに対応できる打撃ができた」

 19歳の声に自信がみなぎる。1点を先行し、さらに続く初回2死一、三塁の得点機。素直にストレートを打ち返し2点目の適時打が中前で弾んだ。4回の第3打席では、左前に引っ張り、右中間へ技ありの二塁打を放ったのは5回だった。プロ初の猛打賞となる4安打。9回の四球を含め、6打席中5打席で出塁した。16安打10得点の猛攻劇の中でも、広角に打ち分けるシュアな打撃センスは異質の光を放っていた。

 「自分自身、打撃の調子がいい。ただ、一球で仕留められるボールをまだ仕留め切れていない。そこが課題です」

 現状を見極め、明確にテーマを口にする顔は、プロ2年目のそれではない。1軍の打撃投手を務める父・暁さんには、1軍へ再昇格した20日に報告。「思い切って、頑張れ」と激励の言葉を受けた。まだ秋風は吹かせない。若武者の奮闘はペナント最終盤、そして1年後にきっと実を結ぶ。 (堀田 和昭)

 ▼オリックス・田嶋(チーム10年ぶりの連続完封を逃すも、5回2失点で3勝目) 序盤から野手陣が点を取ってくれて、楽な気持ちで投げられた。それだけに4、5回と球数が多くなったことを反省。

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