中日・高橋“元チームメート”歳内から2適時打 今季初の5連勝に貢献

[ 2020年9月24日 05:30 ]

セ・リーグ   中日11-5ヤクルト ( 2020年9月23日    ナゴヤドーム )

<中・ヤ(18)>5回1死、高橋は右前二塁打を放ち、激走で二塁に滑り込んだ時にユニホームが破れる(撮影・椎名 航)
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 かつての“チームメート”を打ち崩した。中日・高橋が3安打3打点の活躍で今季初の5連勝に貢献。「いっぱい打ちたいので、打てて良かった」と照れ笑いを浮かべた。

 2点を先制された直後の初回2死一、三塁から右前適時打で反撃ののろしをあげると、2―4と勝ち越された直後の3回無死二、三塁では中前に同点打。「内野も下がっていたので、いいところに抜けてくれた」と試合を振り出しに戻した。

 2本の適時打は11年に高校日本代表として同じユニホームを着た歳内から。「一緒にやったことは覚えているが、同学年という意識はあまりない」と現在はほとんど接点がないものの、2人が戦ったAAAアジア野球選手権でMVPを獲得するなど、当時から注目を集め続けたスラッガーは9年を経た今も主役のままだった。

 先発・岡野を2回で降ろし、試合序盤から代打攻勢に出て14安打11得点。打ち勝った与田監督は「とにかく今日は総力戦で行こうと。選手の頑張りの一言に尽きる」とねぎらった。(徳原 麗奈)

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