西武・外崎 先頭スミ1弾!史上7度目珍記録で自力V消滅危機救う

[ 2020年9月14日 05:30 ]

パ・リーグ   西武1―0ソフトバンク ( 2020年9月13日    ペイペイD )

<ソ・西>初回、左越え本塁打を放った外崎(撮影・中村 達也)
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 試合開始19秒後。1番で出場した西武・外崎が、1ボールから石川が投じた2球目の直球を左翼席に運んだ。6年目で初の先頭弾となった5号アーチは試合後、プロ野球史上で過去に6度しかない「珍弾」となった。

 「昨日の試合、初回先頭で3球三振をして敗れた。だから今日の初打席は試合を左右すると思い、真新しい気持ちで入りました」

 初回表の先頭弾による「スミ1」勝利は14年のヤクルト・山田哲以来、6年ぶり7度目の珍事。チームとしても21年ぶりで「珍しいんですね。決勝点になったのは出来過ぎです」とはにかんだ。

 チームは借金4の4位。敗れれば自力優勝の可能性が消滅する瀬戸際だった。「今日は投手陣、他の選手にも助けられた」と外崎。「アップルパンチ」を量産し、勝利に貢献する。(大木 穂高)
 ≪チームでは21年ぶり≫西武は外崎の初回表先頭打者本塁打の1点を守り完封勝利。初回表先頭打者弾だけの1―0勝利は14年6月11日にヤクルト(打者・山田哲)が記録して以来プロ野球7度目。チームでは99年8月14日日本ハム戦(打者・大友)以来21年ぶり2度目になる。なお西武のソフトバンク戦1―0完封は08年9月20日以来12年ぶり。前回はヤフードーム(現ペイペイドーム)で延長10回細川のソロ本塁打で挙げた1点のみで下している。

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