大商大 新戦力投手が躍動 高、2回無失点「思い切り投げることができた」 上田は「回転数を意識」

[ 2020年9月14日 13:42 ]

関西六大学野球連盟 秋季新人戦   大商大11―0神院大 ( 2020年9月14日    ほっともっとフィールド神戸 )

2回無安打無失点と好投した大商大・高
Photo By スポニチ

 盤石の投手王国だ。大商大・高(たか)太一投手(1年=広陵)、上田大河投手(1年=大商大高)ら新戦力投手が実戦でそれぞれ、可能性を示した。

 まずは3年春の選抜大会に出場経験がある高が実力を発揮した。4回から2番手として登板すると、自己最速の146キロを計測した直球を軸に、2回を無安打無失点。「自分としては思い切り投げることができた」と笑顔だった。

 愛媛県新居浜市出身。中学時に広陵(広島)・中井哲之監督の著書「ともに泣きともに笑う」を読み、同校進学を決断した。進学に合わせ、家族は父親の単身赴任先だった広島に引っ越し。高自身は寮生活だったが、家族から多大なサポートを受けた。「チームを勝たせられる投手になりたい。卒業までに150キロを投げられるようになり、プロに行く。それが一番の親孝行」と決意は固い。

 大商大高で昨年春の大阪大会優勝。原動力となった上田は明確な目的意識を胸に、マウンドに上がった。

 「球の回転数を意識しました。打たれたということは、まだ足りないということ」

 7回から4番手として登板。直球のみを投じ、無死から3連打を浴びて降板したが、自らの現在地を知るには有意義だった。今秋リーグ戦からベンチ入りし「目標はプロなので、商大と言えば上田と言われる投手になりたい」と思い描く。この日は144キロも、自己最速は148キロ。1メートル81、80キロの体で投げ下ろす重い直球が最大の武器だ。

 富山陽一監督(55)は2人に大きな期待を示す。「いずれは大西、橋本のように左右の両輪になって欲しい」。大西はヤクルト4位、橋本は中日2位でともに昨秋ドラフトでプロから指名を受けた。高は目標の投手に橋本の名を挙げ、上田は高校の先輩でもある大西からアドバイスを受け、制球が安定した経験を持つ。最速146キロを投じ、1回無失点だった野中太陽投手(1年=太成学院高)を含め、1年生3投手が登板。多くのプロ選手を輩出する大商大には今年もタレントがそろった。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年9月14日のニュース