大谷 2戦連続スタメン外れる、試練にマドン監督「乗り越えていける」

[ 2020年9月14日 19:56 ]

インターリーグ   エンゼルス5―3ロッキーズ ( 2020年9月13日    デンバー )

エンゼルス・大谷(AP)
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 打率・189と不振のエンゼルス・大谷翔平投手(26)が13日(日本時間14日)、敵地ロッキーズ戦で2試合連続でスタメンを外れた。相手先発は右腕カステラニだったが、ジョー・マドン監督は「前日と同じラインナップで戦いたかった、プホルスとウォルシュの両方を使いたかった」と説明した。同戦はデーゲームで全体練習はなく、大谷はグラウンドに出てこず、試合も出番がなかった。

 プホルスは8回にウィリー・メイズに並ぶ歴代5位の通算660号となる逆転2ランを放ち「レジェンドのメイズさんと名前を並べられるなんて夢のようだ。信じられない」と話した。

 今月5度目のベンチスタートとなった大谷に関して、指揮官は「大谷の練習はよく見ているし、話もたくさんしている。もちろん心の中ではフラストレーションがたまっているだろうが、それを見せることはない。今季は他にも優れた選手が打撃で同じようなトラウマを経験している。それは乗り越えていくしかない。良い選手で、若くて、けがもしていなければ、乗り越えていける。翔平もそうしていくと思う」と述べた。(デンバー・奥田秀樹通信員)

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2020年9月14日のニュース