津久見 32年ぶり優勝 6試合中4試合を1点差勝ちの勝負強さ発揮

[ 2020年7月31日 23:21 ]

大分大会決勝   津久見2―1大分舞鶴 ( 2020年7月31日    大分県別大興産スタジアム )

<津久見・大分舞鶴>優勝して喜ぶ津久見ナイン
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 津久見が川崎憲次郎氏(元ヤクルト)を擁して出場した1988年以来32年ぶりの優勝を飾った。

 当初は午前10時開始予定だったが、前日の30日に熱中症対策を理由に午後5時開始に変更された決勝戦。津久見の藤丸崇監督が「津久見に林田あり!という気持ちで」と送り出した背番号11の先発の林田夢大投手(2年)が8回1失点と期待に応えた。1―1の8回に柳生翔眞内野手(3年)がスクイズを決めたのが決勝点になった。 

 好投の林田は「3年生の思いも背負っているのでがむしゃらに投げた」と話した。川崎氏、楽天の鉄平打撃コーチらがOBで伝統のあるチームは地元住民からも愛されている。林田は「少しは恩返しができた」と喜んだ。

 今大会は初戦で2連覇中だった藤蔭に勝利し勢いに乗ると、決勝の2―1を含む6試合中、4試合を1点差で勝利する勝負強さで頂点に立った。

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2020年7月31日のニュース