阪神 今季最終戦に鳥谷が代打で出場 右飛に倒れるも大歓声 そのまま遊撃の守備に

[ 2019年9月30日 20:46 ]

セ・リーグ   阪神―中日 ( 2019年9月30日    甲子園 )

<神・中>6回2死一、二塁、ファンの声援を受けながら次打者席に向かう鳥谷(撮影・北條 貴史)
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 今季限りで退団を表明している鳥谷敬内野手(38)が、レギュラーシーズン最終戦の中日戦に7回先頭の場面で代打として登場した。

 「代打・鳥谷」のコールに一際大きな声援を阪神ファンから受け打席へ。この回からマウンドに上がった藤嶋に対してカウント2ボール2ストライクから、5球目の直球を振り抜いたが右飛にたおれた。

 猛虎一筋16年。通算2085本の安打を積み重ねてきた男は、今季レギュラーシーズン最終戦の打席を終えると、虎党の大歓声に対して何度かヘルメットを掲げ、大歓声に応えながらベンチに退いた。

 これだけでは終わらなかった。そのまま8回の守備では長年慣れ親しんだ遊撃のポジションへ。割れんばかりの歓声に今度は帽子を取って応えた。

 阪神はこの試合に勝利すると逆転でクライマックスシリーズ(CS)に進出する。鳥谷が再び阪神のユニホーム姿でCSに出場できるかに注目が集まる。

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