松井秀喜氏 高校野球の球数制限に言及「個人差もある。制限だけ決めてもどうかなって」

[ 2019年9月30日 16:47 ]

松井秀喜氏
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 ともに巨人OBで、メジャーでも活躍した松井秀喜氏(45)と上原浩治氏(44)が29日深夜放送のフジテレビ系「S-PARK」(日曜後11・15)で対談。この夏の甲子園でも話題を集めた高校野球の球数制限について見解を示した。

 今年5月に現役を引退した上原氏が米ニューヨークの松井氏を訪ね、改めて引退を報告。カードに書かれたテーマに応じた対談で、松井氏が「球数制限」のカードを引き当てた。

 今月20日、日本高野連が設けた「投手の障害予防に関する有識者会議」の会合で、11月下旬に予定されている日本高野連の理事会への提言に、春夏の甲子園大会と地方大会を対象に「1週間で500球」の投球数制限導入が明記されることになった。

 松井氏は「高校生が連投したらパフォーマンスは落ちるでしょうね」とコメント。上原氏も「140球、150球を連投するというのはキツイんじゃないかなと思いますけど。指導者と本人の話し合いも、もちろん大事だし」と語った。

 そのうえで、松井氏は「1年生、2年生、3年生で体の成長具合も違うわけでしょ、やっぱり。個人差は絶対にあって。その中で球数制限だけ決めてもどうかなって。もちろん、それで守られる部分もあるんでしょうけど」と話せば、上原氏も「130球投げられる子が100球で止められたら悔いが残るし、逆の場合もあるわけだから。投げられるのに!という子もたくさんいると思う。これを作ると…」と話した。

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2019年9月30日のニュース