ソフトB高橋礼、6敗目も規定投球回到達「モチベーションにつながる」

[ 2019年9月30日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1―5オリックス ( 2019年9月29日    京セラD )

6回4失点だった先発の高橋礼 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 ソフトバンク・高橋礼が、今季最終戦で規定投球回をクリアした。オリックス戦に先発し、6回5安打4失点。初回2死から3連続四死球と2安打でいきなり4点を失ったが、2回以降は立て直し「初回は守りに入ってしまった。2回からはバッターに近づいていく強い球を投げようと思った」と修正した。

 2年目の今季は開幕ローテーションに入り、千賀とともに先発の柱として12勝6敗の成績を残した。143イニングを投げ「モチベーションにつながるので、到達できて良かった」と手応えを口にした。倉野投手コーチは「先発の6番目でスタートしたが、大きな力になってくれた」と成長に目を細めた。

 10月5日からのCSでは、楽天とのファーストSの2戦目か3戦目の先発が見込まれる。「CSのことも考えて、左打者にカーブやスライダーも投げられるようにと思った」と、変化球を多投しながら、短期決戦に目を向けた。

 工藤監督は「12勝の勝ち星は立派な数字。CSではもう一踏ん張りしてほしい」と1週間後に迫った大一番での快投に期待した。

続きを表示

2019年9月30日のニュース