六大学No・1捕手、慶大・郡司が明かしたドラフトへの「不安」

[ 2019年9月30日 10:00 ]

ドラフト会議での指名を信じる慶大・郡司
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 【伊藤幸男の一期一会】東京六大学リーグNo・1捕手、慶大・郡司裕也捕手(21=仙台育英)が17日後に迫ったプロ野球ドラフト会議へ、揺れる心中を明かした。

 「不安です。出来れば早く終わって欲しい。ボクみたいに(指名が)かかるか分からない選手は特にですよね。(プロに)行けるなら行く、ダメならダメと早く分かれば…」

 高校、大学と世代別代表として常に「日の丸」のユニホームを着てきた。今夏の日米大学野球選手権第4戦では2打席連続ホームランと長打力も魅せた。ただプロは二塁送球タイム1・9秒台の東海大・海野隆司(22)、身体能力抜群の東洋大・佐藤都志也(21)が捕手として将来性があると評価している。

 「だからこそ自分はリーグ戦に集中するしかない。守りでどう見られるかですね」。第3週が終了した秋季リーグ戦。東大、立大の4試合とも投手陣の特徴を引き出し4連勝で勝ち点2と、まさに「有言実行」だった。

 15年夏の甲子園には4番兼捕手として準優勝にも貢献したが、プロ志望届は提出せず、大学球界でスケールアップを目指した。

 現役時代は同ポジションだった大久保秀昭監督(50)の存在も大きかった。アトランタ五輪代表から近鉄に入団。その後、古巣の新日本石油ENEOS(現JX―ENEOS)を指揮し、3度の都市対抗制覇後、15年から母校に復帰した名将からポジションの重要性を叩き込まれた。

 郡司が1年秋から正捕手に座るとチームも17年秋、18年春とリーグ連覇を果たしたが、以降は頂点から遠ざかっている。「法大、明大との争いになると思います。大学最後のシーズンだし、やっぱり優勝したい」。念願かなってドラフトでの指名後、早慶戦で胴上げの輪に加わる背番号10を見てみたい。

 ◇郡司 裕也(ぐんじ ゆうや)1997年(平9)12月27日生まれ、千葉県市原市出身の22歳。市原市水の江小1年から野球を始める。同小6年時にはロッテジュニアの一員としてNPBジュニアトーナメント出場。仙台育英3年夏には平沢大河(ロッテ)佐藤世那(元オリックス)らと甲子園準優勝。六大学は84試合に出場し、通算296打数85安打の打率・287、9本塁打、50打点(30日現在)。1メートル80、83キロ。右投げ右打ち。

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