阪神、今季最終戦で大逆転CS決めた!大山が“4番の仕事”千金先制打

[ 2019年9月30日 21:15 ]

セ・リーグ   阪神3―0中日 ( 2019年9月30日    甲子園 )

<神・中>6回2死一、二塁、ファンの声援を受けながら次打者席に向かう鳥谷(撮影・北條 貴史)
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 阪神が今季最終戦で中日を3―0で下し、大逆転でクライマックスシリーズ(CS)への出場を決めた。

 0―0の4回に中日2番手・三ツ間から1死一、二塁と好機をつくると、4番大山が投手の足下を破る中前適時打で先制に成功。さらに2死満塁から、代打・高山の場面で暴投により1点を追加。5回にも2死一、三塁から3番手・山本の暴投で1点を加えた。

 先発の青柳は、走者を背負っても落ち着いた投球でゴロを重ね、5回2安打無失点。今季最終戦で規定投球回にも到達し、9勝目(9敗)を挙げた。青柳の後は島本、引退登板の高橋聡、岩崎、ジョンソンと鉄壁の救援リレー。最後は藤川が締めて今季16セーブ目を挙げ中日打線を見事に零封した。

 今季限りで阪神を退団する鳥谷は7回に先頭打者として代打で登場。藤嶋の前に右飛にたおれるも、長年親しんだ遊撃の守備にも就き、甲子園のファンから大歓声を浴びた。

 破竹の6連勝で最後の最後に広島を抜き、CS出場を果たした阪神。10月5日から始まるファーストステージで、2位の横浜と対戦する。奇跡ともいえる大逆転の勢いそのままに、下克上での日本一を目指す。

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2019年9月30日のニュース