オリックス由伸、山田久志超え21歳で最優秀防御率「来年はもっといい数字を」

[ 2019年9月30日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス5―1ソフトバンク ( 2019年9月29日    京セラD )

力投する先発の山本(撮影・奥 調)
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 パ・リーグは29日に全日程を終了し、各タイトルが決定した。オリックス・山本由伸投手(21)はソフトバンクとの最終戦で6回を1失点に抑えて規定投球回を満たし、防御率1・95で3年目で初タイトルを獲得。球団史上最年少で最優秀防御率に輝いた。

 6回2死、山本は中村晃の投ゴロを自ら捕球し“最後”のアウトを奪った。戻ったベンチで高山投手コーチらと握手。2四球などで招いた4回2死満塁で松田宣をスライダーで空振り三振に仕留めるなど福田に許したソロだけで6回を投げきり、最優秀防御率を確定させた。先発に本格挑戦して1年目で堂々の戴冠だ。

 「1年間、積み上げてきた数字なので凄くうれしい。岸田さんの引退試合なので、いつも以上に責任を持って調整してきました」

 21歳での同賞獲得は71年山田久志の23歳を超える球団史上最年少。「うれしいが、もっともっと頑張らないと」と満足はしない。17年の西武・菊池(現マリナーズ)以来の防御率1点台についても、「来年はもっといい数字を出せると思っているので頑張ります」とさらなる成長を頭の中で描いた。

 「1年間やっているとしんどい時期もあったが、やっぱり野球が楽しい。それが、この結果につながったんだと思います」

 心の奥底にあるのは野球少年のような純粋な気持ちだ。今秋の侍ジャパン選出は濃厚で、来年の東京五輪も有力候補の1人。まだまだ底知れぬ力が眠っていそうだ。(鶴崎 唯史)

 ○…山本(オ)がパの最優秀防御率を獲得。チームでは14年金子(1・98=現日本ハム)以来9人目(10度目)で、1点台はリーグ29度目。山本は8勝目で、1桁勝利だったのはすべて救援で7勝の74年佐藤道郎(1・91=南海)、82年8勝の高橋里志(1・84=日本ハム)に続いて3人目。

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