星稜 奥川が太鼓判 大船渡 佐々木は「170キロに到達すると本気で思う」

[ 2019年4月8日 05:30 ]

練習後にポーズをとる(左から)星稜・奥川、創志学園・西、大船渡・佐々木、横浜・及川(撮影・坂田 高浩)
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 今夏に韓国で開催されるU18ワールドカップ(W杯)の高校日本代表1次候補は7日、奈良県などで行った3日間の「国際大会対策研修合宿」を打ち上げた。前日の紅白戦で高校球界最速となる163キロをマークした大船渡・佐々木朗希投手(3年)はキャッチボールなどで軽めの調整。甲子園未経験の怪物右腕は、さらなる記録更新に自信を見せた。

 全国を驚かせた163キロから一夜明けて、佐々木の表情には手応えが漂っていた。エンゼルス・大谷が日本ハム時代に計測したプロ野球記録の165キロ超えを期待されると、「気にせずにやっていって、スピードがついてくれば。まだ伸びしろはある」と意欲を見せた。

 濃密な3日間だった。普段は自分で考えるストレッチもトレーナーにケアしてもらった。この日は151キロ右腕の星稜・奥川とキャッチボールし「速いし伸びる。凄かった」と目を輝かせた。前夜は宿舎の部屋を訪問。「“すげーな”って言われたけど、それはこっちのセリフ」と大きな刺激を受けた。その奥川から「170キロに到達すると本気で思う」と太鼓判を押された。一方で「小さい頃は“ろうたん”って呼ばれていた」と暴露され、「それ言うなよ」と苦笑いする場面もあった。
 日の丸の自覚も芽生えた。けん制球の練習では昨夏のアジア選手権を経験した奥川に「国際ルールはどこまでが良くて、どこからダメか」を質問。永田裕治監督が掲げる「日本一の先に世界一を狙う」を胸に刻み、「相当な覚悟が必要。今のままでは力が足りない。世界一になるにふさわしい実力を備えたい」と引き締めた。たくさんの知識と刺激を土産に、27日から春季岩手県大会地区予選に臨む。 (松井 いつき)

 ○…「高校四天王」では創志学園・西と横浜・及川(およかわ)がシート打撃に登板した。ともに連投で西は打者9人に対して1安打、及川は打者7人に投げて4安打の内容だった。西は前日の紅白戦で3回を投げ「肩が張っていて、直球が走っていなかった」と語ったが最速146キロ。奥川からスライダーを教わるなど刺激を受け「岡山に帰ってからもしっかりやりたい」と意気込んでいた。

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