近大 投打かみ合い勝ち点1 ドラフト候補の村西は連投で1失点完投、主将・谷川が先制打

[ 2019年4月8日 17:34 ]

関西学生野球春季リーグ戦 第1節 3回戦   近大4―1同大 ( 2019年4月8日    わかさスタジアム京都 )

<同大・近大>1失点完投勝利を納めた近大・村西 (撮影・奥 調)
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 今秋ドラフト指名候補が実力を発揮し、勝ち点1を手にした。前日の2回戦に続いて先発した最速152キロ右腕・村西良太投手(4年)が9回7安打1失点完投勝利。打っては主将の谷川刀麻外野手(4年)が先制打を放つなど、投打の両輪がかみ合った。

 抜群の安定感だった。村西は1―0の初回2死満塁、押し出し四球で同点を許したが、崩れなかった。

 「先の事を考えて力を抜いて(試合に)入ったけど、逆に初回は力を入れる方がいい」

 課題を再確認し、気持ちをリセットした。最速146キロ直球を軸にスライダー、カット、スプリットを効果的に配球し、13奪三振を記録。2回以降は三塁を踏ませることなく、スコアボードに「0」を並べた。

 今季から先発に転向。前日の2回戦では5回1失点で先発初勝利を挙げた。83球を投げ、連投となったこの日も132球を投げ抜き、大学入学後は初めての先発完投。「嬉しいですけど、少し疲れました。でも全然まだ行けるかなという感覚はある」と笑う。1メートル74、73キロ。野球選手としては細身の体に、無限のスタミナが詰まっている。

 谷川は持ち味の勝負強さを見せた。初回1死一塁、高め132キロ直球をフルスイングした打球は中堅手の頭を越える先制二塁打となった。「投手も手探りですし、1打席目は特に集中して打席に入っています。理想の打撃でした」。主将としての責任を果たす、効果的な一打だった。

 ネット裏では阪神、中日など6球団のスカウトが視察。中日・中田アマスカウト・アドバイザーは「とにかく球威がある。最低でも6割を思うところに制球できるようになれば、打てない。谷川君は体は大きくないが、振る力がある。肩も悪くない」と高い評価を与えた。ともにプロ志望。継続した活躍でアピールを続けていく。

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