広島 9年ぶり開幕から3カード連続負け越し

[ 2019年4月8日 05:30 ]

セ・リーグ   広島0―9阪神 ( 2019年4月7日    マツダ )

5回途中で降板する九里に緒方監督も厳しい表情(撮影・大森 寛明)
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 広島は、7日の阪神戦(マツダ)に0―9と完封負け。2010年以来9年ぶりの開幕から3カード連続の負け越しとなり、再び単独最下位に陥落した。初回1死満塁で松山竜平外野手(33)が併殺に倒れるなど好機を生かせなかった。これで、西とはオリックス時代を含めて、通算5試合で0勝3敗。今季から同一リーグとして対戦するだけに、対策は急務だ。

 エンジンが、かからない。西相手に6安打完封負け。開幕から3カード連続での負け越しとなり、開幕ダッシュは失敗に終わった。試合後、緒方監督は、取材スペースに現れなかった。「今日は何もありません。また次から切り替えてやるだけです」とのコメントを球団広報に託した異例の対応に、隠しきれない悔しさが見えた。

 勝敗の分かれ目は、初回に訪れた。単打と2四死球で1死満塁として迎えた5番・松山の打席だった。初球、外寄りのチェンジアップを引っかける。一ゴロ併殺で先制機を逸すると、2回以降は復調を許して、初回以上の好機は最後まで訪れなかった。

 松山は「(取材は)大丈夫です」と言葉数少なく帰途についた。東出打撃コーチが説明する。「初回次第で、こっちのワンサイドになった可能性もあった。打つ球は間違っていなかったけど、どういう意識を持って打席に入ったか。俺のせいで負けたぐらいの責任感を持ってほしい」。5番打者は、開幕から18打数3安打の打率・167。好調の4番・鈴木のあとを受ける打者の重要性を改めて示す打席となった。

 これで西との対戦は、通算5試合で0勝3敗、防御率1・46となった。シュートやチェンジアップなど、多彩な変化球に最後まで翻弄(ほんろう)された。3打数無安打の鈴木は「(見た)まんまです。それだけです」と責任を背負った。

 今季、オリックスから阪神にFA移籍した右腕。今後は対戦機会も増えるだけに、苦手意識をいち早く払しょくしたいところだ。迎打撃コーチは「追い込んでからもきっちりと投げられた。追い込まれる前に仕留められるか」と対策を思い描いた。

 3連覇中も、3カード連続の負け越しは、16年と18年に2度、17年に1度あった。早々に訪れた消化不良を、課題を整理するための敗戦としたい。(河合 洋介)

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