巨人・岩隈“仕上げの方程式” 捕手を2メートル手前に座らせ投球、その意図は

[ 2019年2月22日 09:00 ]

巨人・春季キャンプ ( 2019年2月21日 )

キャッチャーをバッターボックスの前に座らせてピッチングを行った岩隈(撮影・森沢裕)
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 【キャンプ追球 ここにFOCUS】巨人・岩隈は今キャンプで初めてマウンドから捕手を座らせて投げ込んだ。ただ、両者の距離はいつもと違った。ブルペン捕手に約2メートル手前に座ることを要求。本塁の手前、バッターボックスの白線よりも前だ。その距離は18・44メートルから約16・44メートルに縮まった。「ちゃんと傾斜の所から。角度をつける。イメージをつける」と説明した。

 メジャーに渡る前から実践してきた練習法だ。チームでは日本人最長身の1メートル90。浮き上がるような球を投げる投手と異なり、上から投げ下ろすタイプだけに、角度がある直球は岩隈の大きな武器となる。投球距離が近いため、コントロールの精度も増す。宮本投手総合コーチは「強く腕を振るというのもある。距離を短くして、角度を出しながら強い球を投げる」と解説する。日米通算170勝右腕は「角度、制球、強い球」のイメージを丁寧につくりながら29球を投げ込んだ。

 開幕ローテーション入りを目指し、原監督から「開幕の時点で良いコンディションに仕上げてくれていると思う」と調整を一任されている。2日前は立った捕手に35球。前日はマウンドを下りて傾斜を使わずに前から座った捕手に45球を投げた。3日連続となったブルペン投球には工夫が施されている。「リリースのタイミングも合ってきている」。23日からの最終クールでは通常の距離で投げ込む予定だ。(岡村 幸治)

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