イチロー 3年連続…キャンプでアクシデント「ライブBP嫌いやわあ」

[ 2019年2月22日 02:30 ]

ライブBPで死球を受けるマリナーズのイチロー
Photo By ゲッティ=共同

 マリナーズとマイナー契約で招待選手のイチロー外野手(45)が20日(日本時間21日)、「ライブBP」と呼ばれる実戦形式のフリー打撃で死球を受けた。通算168勝の右腕フェリックス・ヘルナンデス投手(32)のスライダーが右足を直撃。大事には至らなかったもようだが、キャンプ期間中に3年連続でアクシデントに見舞われた形だ。

 スライダーが低く曲がり落ち、イチローの右足スパイクの側部付近に当たった。驚きの声とともに跳び上がって避けようとしたが、間に合わなかった。

 イチローは軽く手を上げて“大丈夫”とジェスチャー。再び打席に立ったが「地味に痛いわ。ライブBP、嫌いやわあ」とこぼし、大事を取って練習を切り上げた。10年にサイ・ヤング賞に輝き、12年には大リーグで最後の完全試合を達成するなど球団史上最多168勝の「キング」こと、ヘルナンデスの手元が狂う悪夢だった。

 キャンプ期間中、3年連続4度目のアクシデントだ。マーリンズ時代の17年は2月21日の守備練習中、同僚選手と接触。右膝上部と腰を痛めた。マ軍に復帰した昨年は3月14日のオープン戦で右ふくらはぎに張りを訴え、同23日の試合では頭部に死球を受けた。

 「無理しても仕方ない」とイチロー。クラブハウスでドクターの触診とアイシング治療を受け、幸い打撲だけで骨には異常がなかった。21日(日本時間22日)のアスレチックスとのオープン戦初戦には、最初から出場予定がなかった。

 足を少し引きずりながら帰路に就いたものの、過去2年の負傷と比べても今回が一番の軽傷とみられる。今後の練習は状態を確認しながら万全を期す。(ピオリア・笹田 幸嗣通信員)

 ▽ライブBP 「Live Batting practice」の略。実戦形式のフリー打撃で、投手が通常のマウンドから投げる。野手が守備位置に就くことはない。打者には目慣らしの意味合いが強く、バットを振らないことも多い。

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