西武・廖任磊、衝撃の新天地デビュー!3連続Kに辻監督「凄い」連発

[ 2019年2月22日 05:30 ]

練習試合   西武12―3台湾・統一 ( 2019年2月21日    春野 )

4回1死、林祖傑を空振り三振に仕留める廖任磊(撮影・西尾 大助)
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 どん底を味わった台湾出身右腕が秘密兵器となる!巨人を戦力外となって西武入りした廖任磊(リャオレンレイ)が、台湾・統一戦で1イニングを3者連続空振り三振と圧巻の投球を見せつけた。

 「キャンプで取り組んできた課題が結果につながってよかった」

 4回に登板し、先頭を116キロのカーブで空振り三振に打ち取ると、次打者にはこの日最速となる152キロ直球で3球三振。最後の打者には126キロのチェンジアップで空振り三振。衝撃的な新天地デビューとなった。

 予想以上の投球に、辻監督も「面白い。凄い、凄い」と連発する。高校3年間は日本で過ごした。2メートル1、125キロの巨漢で岡山・共生高時代にはプロレス団体から勧誘された経験もあるほどだ。巨人時代の2年間は1軍登板なし。最速155キロを誇るが、昨季は2軍で17試合に登板して19回1/3で14四死球と制球に苦しんだ。

 今キャンプは自分の課題と向き合った。B班(2軍)スタートだったが「ブルペンと試合では感覚のズレがある。ブルペンでも、試合と同じように打者を立たせた」と実戦を意識した。この日は全13球中、ボール球はわずかに4球。左足を高く上げてから右腕を振り下ろす豪快なフォームは健在だが、安定感は飛躍的に増した。

 台湾でプレー経験もある渡辺久信GMは「中継ぎ」として獲得したが、指揮官は「(抑えの)可能性もゼロじゃない」と含みをもたせた。宮崎に移る26日からはベテランの栗山、中村が抜け「(A班に)1、2人くらいは合流する」とも言う。無限の可能性を秘めた右腕が、連覇を狙うチームに刺激を与える。(武本 万里絵)

 ◆廖 任磊(りゃお・れんれい)1993年8月30日生まれ、台湾出身の25歳。岡山共生に3年間留学し、14、15年はパイレーツ傘下のマイナーチームに在籍。ルーキーリーグで通算27試合に登板し、2勝3敗5セーブ、防御率4・54。台湾・開南大から17年ドラフト7位で巨人入団。昨年10月に自由契約となり、トライアウトを経て西武に移籍した。2メートル1、125キロ。右投げ右打ち。

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