広島ドラ2島内“中継ぎテスト”合格!初の対外試合で2K零封

[ 2019年2月22日 05:30 ]

練習試合   広島0―5阪神 ( 2019年2月21日    宜野座 )

7回の1イニングを抑えた島内    (撮影・成瀬 徹)     
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 沖縄2次キャンプ中の広島は21日、阪神との練習試合(宜野座)を行い、対外試合デビューとなったドラフト2位の島内颯太郎投手(22=九州共立大)が1イニングを被安打1ながら、2奪三振と無失点に抑えた。

 即戦力右腕の起用法が固まりつつある。対外試合デビュー戦は7回からの1イニング限定。16日の紅白戦は2イニングとあって、初めての“中継ぎテスト”に堂々と応えた。

 先頭の4番・大山には、初球の直球を左中間に運ばれた。それでも、野間―曽根の中継プレーで三塁憤死。これで気持ちを落ち着かせた。

 続く植田には全球直球勝負。2ボール2ストライクから142キロの直球を外角に制球して空振り三振を奪った。2死となり、打席にはこの日2打席連続適時打のドラフト3位・木浪(Honda)が向かう。直球を中心に2ボール2ストライクと追い込むと、最後は外角のフォークで見逃し三振。絶好調男に手すら出させなかった。

 「初めての対外試合の割には腕は振れました。(中継ぎは)あとのイニングを考えなくていいので、思い切っていけました」

 この日の最速は148キロ。「この時期にこれまで(の球速が)出ることはなかった。球の勢いは感じます」と自慢の直球の仕上がりも抜群だ。

 ここまでは、先発ローテーション候補として調整を進めてきた。ただ、本人が武器と語るキレのある直球と決め球のフォークで組み立てるのは、いかにも救援向き。“第2の変化球”として、スライダーは習得中の段階とあって、佐々岡投手コーチは「球種は少ない分、真っすぐで押せて三振が取れる。短いイニングで見てみたい」と、次回も中継ぎとして登板させることを示唆した。

 7回の登板直前には、阪神ファンが飛ばしたジェット風船が風に流されて、左翼付近に大量に落下。回収のため数分中断した。対外試合デビュー直前に起きたまさかの事態にも、キャッチボールで心を整えて、「逆に落ち着きました」と言い切る強心臓も救援向きだ。

 現在、守護神の中崎につなぐ救援は、フランスアと一岡が確定。勝ちパターンにもう1人加われば盤石のブルペン陣が形成される。ここに割っては入れるか――。ドラ2右腕のプロ野球人生は、セットアッパーとしてスタートするかもしれない。(河合 洋介)

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