阪神 矢野監督、決意のロングスピーチ V奪回へ「5カ条」訴え

[ 2018年11月22日 06:12 ]

阪神・藤原次期オーナー(左)、坂井オーナー(右)の前であいさつする矢野監督。5つの項目を挙げて、来季の抱負を述べた(撮影・成瀬 徹)
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 阪神の矢野燿大監督(49)は21日、大阪市内のホテルで開催された球団納会に出席。選手や球団関係者らに対する冒頭のあいさつで「ファンを喜ばせること」を最大目標とし、達成に向け「5カ条の実行」を訴えた。

 新旧オーナーに球団幹部、選手、裏方、球団関係者などが一堂に会した納会。壇上に立ち“所信表明”した矢野監督は5分を超えるロングスピーチで熱く自身の思いを語った。

 「皆さんの前で話をさせてもらうのは初めての機会。僕のやりたい、目指す野球というものを説明させてもらいたいと思います」

 今季最下位からの巻き返しに向け、一番に求めるものは「ファンを喜ばせること」だと訴えた。最大目標に向かって成すべきこととして5つを挙げた。

 <1>勝利 「まずは勝つこと。タイガースファンは勝って喜んで、その結晶が優勝になっていくと思います。19年シーズン、みんなで勝って、優勝してファンを喜ばせたい」

 <2>プラスワン 「勝つこと、優勝することだけでは足りない。勝つこと以外のプラスワンをみんなの中で考えてもらいたい」

 勝利以外のファンサービス。指揮官自身も今秋キャンプでは率先してサイン会や写真撮影会を開催するなどチームの先頭に立ってファンとコミュニケーションを図った。選手にもサービスを拡充することでファンをさらに喜ばすことができるとした。

 <3>喜怒哀楽を出せ 「グラウンドで暴れ回って喜怒哀楽を出してもらって結構。それがファンにも伝わって、良いシーズンになるというのが大事なこと」

 <4>裏方への恩返し 「いろんな人が僕たちを支えてくれている。僕たちが勝つことで恩返しができるんじゃないかと」

 打撃投手やブルペン捕手だけでなくトレーナー、スコアラー、用具担当らに対する感謝の思いが大切だと説いた。

 <5>フロントとの一体感 「球団の皆さんも僕たちと一緒にファンを喜ばせることを大事にしてもらいながら戦っていってくれれば、チーム一丸で戦っていけるんじゃないかと」

 矢野監督が来季に目指す指針は、熱い言葉とともに伝わったはず。「優勝も大変難しい目標ではあるけど、さらに上のファンを喜ばせるところを目指していきたい」。最下位からのビッグジャンプには、これくらい高いハードルがあった方がいい。(山本 浩之)

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