広島 中崎、セーブ王宣言!「口にすることで意識変わる」先発願望封印

[ 2018年11月22日 08:00 ]

来季セーブ王獲得へ意欲を見せる広島・中崎
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 広島・中崎翔太投手(26)が21日、来季目標にセーブ王奪取を掲げた。9月戦線まで無敗を誇りながら、リーグ3連覇決定後の失速を反省。日本シリーズで屈したソフトバンク投手陣との彼我の差も痛感し、初タイトルにあえて言及することでレベルアップを図る構えだ。胸中に抱く先発願望は封印。力強さと安定感を求め、オフは徹底的に鍛え抜く。

 20日に打ち上げた大分・湯布院での5日間にわたるリハビリキャンプ。「投手と野手が一緒に行動し、いろんな話が聞けるのはすごくいいこと。それを若手に伝えるのも大事」とし、1年の疲れを取る充電期間に満足感をにじませた。

 登板68試合で4勝2敗32セーブの成績を残し、リーグ3連覇に貢献した今季。戦線離脱が一度もなく、シーズン通して守護神の座を譲らなかった“奮投”は特筆ものだ。それでも本人は、2年連続で1点台だった防御率が2・71と悪化しただけに、首を横に振る。

 「数字的によくはない。もう少しよくできたし、よくしないといけないところが見えたシーズンでした」

 3連覇決定後の9月30日、巨人戦が痛恨だった。7回3失点に抑えて16勝目の権利を得た大瀬良から、一岡を挟んで9回のマウンドに上がったものの、サヨナラ負けを喫した。自身66試合目に付いた今季初黒星。ダメージは小さくなかった。

 「ふがいない。力の無さと意識の問題。優勝が決まり、気持ちが切れたのかも。あれが全て。必死に耐えてきたという思いがあった中で、あの1試合で全部が崩れました…」

 ソフトバンクに屈した日本シリーズでも大きな刺激を受けた。守護神・森の投球に「最後もあれだけの投球ができる。能力や意識が一枚も二枚も上」と痛感。「超えたい」という意欲が新たに湧き起こり、ワンランク上を目指して禁を解いた。

 「タイトルを目標にしてもいいかな…と思う。今までは言わなかったけど、口にすることで意識が変わることもあると思う。何かを変えないといけない」

 胸中に抱く先発願望は「そういうことを言える状況じゃない」と封印。オフは力強い投球と安定感を追求し、目指すはセーブ王だ。「シーズン通して信頼される投手にならないと」。失敗を、成功へのエネルギーに変える守護神。初タイトルを手中に収めれば、リーグ4連覇がグッと近づくのは間違いない。(江尾 卓也)

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