阪神 才木が最先端トレ、1球ごと詳細データ 2桁勝利目指す

[ 2018年11月22日 05:30 ]

囲み取材に応じる阪神・才木(撮影・坂田 高浩)
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 高知・安芸での秋季キャンプを無事に終え鳴尾浜球場での強化練習に励んでいる阪神・才木が21日、2桁勝利を目指す来季に向け、秘密兵器の導入を明かした。

 「まだ使っていないですけど、12月とか、これからの自主トレで試していきたいと思います」

 才木が口にしたシロモノは、SSK社が販売している「テクニカルピッチ」と呼ばれるボールだ。統一球と同じ素材で作られ重量、硬さも同じ。見た目も同じでボールの中心部にセンサーが内蔵されており、投げると「球速、回転数、回転軸、球種、変化量、腕の振りの強さ」を1球ごとに計測。専用アプリで分析することができるので、スマートフォンなどで簡単に見ることもできる。“モノのインターネット”と呼ばれる「IoT」製品で時代の最先端を行く練習法でもある。

 広島の秋季キャンプなどでも試験的に導入されていた。プロ球団の多くがトラックマン(高性能弾道測定器)を導入して回転数などをデータ管理し投球の質を高める新技術として注目。阪神もデータを定期的に測定して投球の向上に努めてきたが、1個約3万円で投球解析可能となれば、安い先行投資といえる。

 今季は22試合に登板し6勝10敗。シーズンの大半を1軍で過ごしたとはいえ、納得できる成績ではなかった。来季は「1年間ローテーションを守って2桁を狙う。10敗も減らさないと」と野望は大きく「すべてにおいて底上げが必要だと思っています」とレベルアップの必要性を認識している。

 秋季キャンプでは、矢野監督から「エースになれるぐらいの能力はある」と評価され望月、浜地とともにMVPに選出された。同世代のライバルに勝つのはもちろん、エースへの足がかりをつかみたい来季。自分自身を丸裸にすることで「ニュー才木」をつくっていく。

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