大谷、術後の経過は「順調」 開幕前のイチの助言で「進歩できた」

[ 2018年11月22日 10:12 ]

<大谷会見>会見する大谷(撮影・森沢裕)
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 ア・リーグ新人王に輝いたエンゼルスの大谷翔平投手(24)が22日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見を行い、二刀流で日米を熱狂させた1年目を振り返った。

 1年目を総括し、「1年間ずっと充実して楽しい日々を過ごせたと思います。いろいろありましたが、終わってみれば良いシーズンだったと思えるシーズンだった。来季への課題も含めて充実した1年だったと思う」と笑顔。じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた右肘の状態については「術後の経過は順調ですし、日常生活にも不自由することなく。1カ月ぐらいは右手も自由に使えなかったので苦労しましたけど、今は苦労することもないですし、やってよかったなと思っています。今後もそう思えるようなリハビリをできればと思います」と順調さを強調した。

 オープン戦で不振だった時期にイチローにアドバイスを求めた際の心境を問われると、「アリゾナキャンプのときに思い通りにプレーできなかったところで、1番経験されていた方にお話をうかがいたいなと思って、話をする機会をいただきました」とし、「気持ち的にも技術的にもより進歩してできたのですごく感謝していますし、勉強になったと思います」と感謝した。

 大谷は昨オフに日本ハムからポスティングシステムを利用し、エ軍入り。ベーブ・ルース以来の本格的な二刀流でプレーし、投手で10試合に先発して4勝2敗、防御率3・31。打者では104試合で打率・285、22本塁打、61打点、10盗塁。同一シーズンでの「10試合登板、20本塁打、10盗塁」はメジャー史上初だった。

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