オリ金子が言及 自由契約「可能性ある」目標は優勝 争奪戦も

[ 2018年11月22日 05:30 ]

舞洲の球団施設でトレーニングする金子(撮影・後藤 正志)
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 オリックス・金子千尋投手(35)が21日、大阪・舞洲の球団施設で取材に応じ、今後の選択肢として自由契約になる可能性に言及した。一気に冷え込んだ気候の中、約30分にわたって現状、胸中を丁寧に説明した。

 「今後、自分がどういう目標に向かって残りの現役生活を進めていくかを考えた時、自分の目標に一番近づける方法、環境を少し考えてみようかなという気持ちはある。自由契約を選択する可能性もあると思う」

 球団からは野球協約上の減額制限(1億円超の選手は40%)を超え、プロ野球史上最大とされる5億円減の年俸1億円(金額は推定)の提示を受けている。ただ「条件には大してこだわりはない」と言い切る。最大の目標はプロ野球人生でまだ経験のないリーグ優勝だ。

 「自分が今、若返りというか、新しくなろうとするチームにいていいのか。いることでマイナスになることがあるのではないか」

 14年間を過ごした球団への愛着は強いが、大減俸を受け入れてまで優勝を目指すのか。また、目指す環境にあるのかを考えると、そこに迷いは生じる。

 球団は金子が自由契約を選択した場合、自由契約選手として公示し、その後に再契約の締結を認める方針で、本人にもすでに伝えている。3度目となった20日の会談に同席した長村裕之球団本部長は「万が一、自由契約にしても、最終的にオリックスなら、帰ってきて頑張ってやってくれればいい」と話した。

 今季は17試合で4勝7敗、防御率3・87。大型契約を結んだこの4年間は30勝30敗と不本意な成績に終わった。一方で、通算120勝の実績などを考慮すれば、自由契約となった場合、他球団が獲得に興味を示すことは確実で、複数球団による“争奪戦”に発展する可能性もある。次の会談は未定といい、長くチームを支えた大黒柱の決断が来季の他球団にも大きく影響を及ぼす可能性が出てきた。(桜井 克也)

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